ある媒体に文章を寄稿した。
自分のブログ以外で文章を書くのは初めてなので、寄稿文を作る過程でさまざまな気付きを得て、本当に感謝することばかりの経験だった。
それにしても、わたしのブログとは別の場所で自分の関わった文章を読むのは、録音した自分の声を聴くような恥ずかしさと慣れない感じがする。
読んでいる最中にどうしても目を逸らしたくなる。
私のブログよりも読んでくださる方が桁違いに多いはずなので、不安な気持ちと緊張も入り混じる。
でも、どこか全く別世界の出来事のように捉えていて、現実と別世界の狭間でふわふわとしている。
「誰かのために」「読まれるため」に書くのは初めて。だから私にとっては別世界。
ふと、はじめてブログを投稿した日の気持ちを思い出した。
その時も、不安と緊張で胸がいっぱいだった。
知らない世界へ不安や緊張を感じるのは、わたしらしい現実。
それ以外の感覚がないのは、いまだに実感が持てない別世界の出来事だからかもしれない。